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ムスメミユキ
  • 2012 野辺山シクロクロス CL1 ジュニア

  • 2012年11月20日火曜日 | カテゴリー:写真等


    はい
    夜が明けました。
    夜の大雨は筋肉男が見せたただの悪夢であったかのように、すがすがしい朝日がコースを照らす朝となりました。
    しかし目の前の大きな水溜りが昨日の雨が現実であったことをどうしようもない事実として重く静かに証明する。
    寒い、動くこともままならないぐらい寒い、という朝を想像していたものの、
    肌寒さの中に太陽の光の暖かさを感じることができる、すごしやすい気候で
    「寒かったら出ないでおこう寒いならしょうがない」いう
    エントリーしたものの気が乗らない午前のレース不出場への逃げ道がなくなってしまった
    そんな感じ



    大地にできた水溜りは凍り、泥区間も「サクサク」といった感触で
    「あ、この状態だったらいいのにな、まあそんなことはないだろうけど、100%ないよそんなことは。午前から急激にコースは荒れていきます。何回シクロクロス見に来てると思ってるんだ、わかってるんだ俺は」などと澄んだ野辺山、牧場の朝の風に希望を吐き捨てる。



    な!
    ドロドロやろがい!溶けたやろがい!
    ドロドロ区間を走る木下大樹選手、通称ヤンくん。なぜヤンくんなのか。
    この野辺山のC2レースでで2位になって昇格したらしいのでよろしくおねがいします。。。。
    ちなみにミユキさんは結局レースに出ました。
    靴にしていたカバーが片方泥に飲み込まれました。。。



    C2で1位になったのは昨日のシングルスピードで1位になったオースチンさん。
    今日もシングルスピードでの出場である。
    このシングルスピード、変速ができないので不利というのが一般的な見方だが、
    今日ばかりは「シングルスピードの方がいいのではないか」などという冗談であり本意でもあるような声も聞かれた。
    というのもこのシングルスピードには文字通り「変速機」がないでしょう!


    こういうやつがないでしょうが!

    ここらへんはチェーンが細いところを通ってるところなので、泥とか異物が詰まりやすいんですな、
    詰まったところにグッと力強くペダルを踏むと、変速機やフレームに変速機をつけるための部品などが
    ボキッ
    と折れたりする。
    シングルスピードならそれがなくて便利?だよね。。。と
    いきなり壊れる電子機器より鉛筆と紙がいいよね。。。と似た感覚であろうか。



    しかもこの野辺山は「牧草地を耕されてできた、数センチから数十センチの草を含む泥」。
    「草などの繊維と土を練りこんだもの」というのは
    古来より世界各地で初期的な建築材として使われてきた
    信頼と実績のある高強度を発揮する物質であることはみなさんご存知かもしれません。
    この野辺山でもその犠牲になる人が多く見られ、あっちでボキリ、こっちでボキリ、
    変速機が壊れるともう進むことはできない、担いで走るしかないのであった。


    ラファの提供でお送りしています。


    スペシャライズドの提供でお送りしています。

    コースの背景には猛々しく雪をまとった八ヶ岳がそびえる。
    それへ行くのです!



    張り出されたリザルトや連絡事項などの紙にスポンサーロゴが書いてあってかっこいい



    日曜の午後からいよいよ本格的なレースカテゴリーが始まる。
    まずスタートするのはジュニアカテゴリーのお2人です。
    山田 誉史輝選手(左)と横山航太選手(右)、2人だけ!
    しかし2人であってもこれはUCIレースなので上位に入ればUCIポイントがもらえてなにかと便利!だという。
    上位って言っても二人だけだから完走すれば2位!



    その後ろからはCL1女子カテゴリー。
    去年からバリバリとライバル心を燃やしていると勝手に僕が踏んでいる豊岡英子選手(白い日本チャンピオンジャージ)と、
    向かって右の宮内 佐季子選手、スタートの体勢まで正反対だ、いいね!
    あと今回は日本では非常にめずらしい海外の女子選手なんかも来て目新しい。
    胸にはあまり目がいかない。



    スタート!

    まず先頭に出たのはローラさん。
    このまま行くのか!外国人だし!強いのか!どうなのか!
    どうでもない?そんなでもないのかしら、どうなのかしら、といったところ。



    ジュニアは横山選手が後ろに差をつけながら単独で先頭を走る。
    どうせ2人だし適当でいいやなどという感じはない、ジャージにそぐわない実直さである。



    女子先頭に出てこのまま行くのかしらといった感じの豊岡選手



    乗り方が全然違うローラさん。



    出だしこそ遅れたものの、宮内選手は着々と前の差をつめていく。
    今シーズンのシクロクロスシーンでの活躍に期待してしまう走りだ。
    おやあ?
    豊岡選手がいません!



    メカニカルなトラブルで大幅な遅れをとった豊岡選手。
    「んまあ〜それがシクロクロスですから〜」などと後の表彰台で語った豊岡選手。
    あわてる心を沈めて確実に前に進む。
    宮内選手も1位のローラさんとの差を縮めていくが



    今年も宮内選手はいさぎよく降りるタイプ。
    このシクロクロスは「自転車から降りて走った方が速い」というシーンがよくあるレース
    そこらへんの選手による見極めが見所のひとつといえるでしょう!



    壊れたバイクを替えて猛追を開始する豊岡選手。
    俺が豊岡だと。俺が英子だと。日本では敵はいないんだと。それへ行くんだと!
    この時点ではまだ替えてないかもしれん。



    会場にはレストランや売店もかろうじてありますが
    うどんを頼んだら30分ぐらいかかりそうなのでやめたりしました。。。
    野辺山シクロクロスで出ていた屋台では豚串とフライドポテトとブチョーコーヒーなんかをいただきました。。。



    俺が豊岡だと!周りからは姫などと呼ばれております!
    このギラギラ輝くヘルメットは全日本7連覇の証!と先頭に追いつく豊岡選手。







    ジャージにそぐわぬ実直な走りで先頭を走り続ける横山選手
    前年度には世界選手権も経験した彼、この日本でなにをするのか!



    いいか!女王は!私だ!とトラブルにもかかわらず、事実上の圧勝を飾った豊岡選手。
    誰が彼女をぎゃふんと言わせるのか!



    観客とハイタッチをしながらの余裕のゴール。



    ラファの提供でお送りしています!



    2位になった宮内選手「こういう大きな大会で攻められないのがくやしい」などと
    「私今日本気出してないのよ〜ゴメンネね〜」感を出し豊岡選手との間の空気にピシッとひびが入る。
    最大のターゲットは12月9日の全日本選手権、どうなるんです!
    その横でローラさんは「スゴイスゴイ」と観客の雰囲気や野辺山シクロクロスに感謝の意を表した。

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