2013 全日本ロードレース選手権 1
2013年06月26日水曜日 | カテゴリー:写真等
ということで
2013全日本自転車競技大会ロードレース
に行ってきました。
今年は九州は大分で開催されることになった全日本選手権。
大分というと関西からどうやって行くのかと考えれば、
まず新幹線だと博多とか小倉とかまで行って、そこから大分までが遠い
所要時間は合計4,5時間、始発で行ってもつくのは結構な時間、
車はないでしょお。。別にそんなに荷物ないし。。安くはないし疲れるし。。
飛行機もありますが空港から会場が遠いんじゃないですか。。プロペラ機だしねえ。。
ということで大阪南港から別府まで出ているフェリー「さんふらわあ」で行きました!
まあ簡単にいうとフェリーで船旅がしたかったんですな!
しかも安い!
わーい船!
船に乗るなんていつ以来であろう、今年のゴールデンウィークに直島に行った時に乗りました、
それを入れなかったらいつ以来であろう、
夜の20時出港で翌日8時ごろ到着、そのような長時間船に乗ったのは小学生のとき以来であろうか
写真は朝です
船内のロビーでは5人ぐらいの団体客がいいちこの1リットルパックとサントリーの角瓶を空にする等の行為を行なっていていい。
独り身のミユキさんとしてはうらやましいところもあるが、ここで酔ったら海にいろいろ落とすかもしれん。。
わあい「さんふらわあ」にはレストランもあるねん!バイキング!
ミユキさんはうれしくてそこまでほしくないものまで取ってしまう精神的弱さをもつ。
ビールは250円だ。
サラダとかねえチョコレートフォンデュもありましたよ!チョコレートフォンデュ!
ダーッとながれるチョコレートにベッとするやつ!
風呂もあるんだぜ!風呂!入ったし!
夜の明石海峡大橋。
星空とかも楽しみにしていたが全然曇っててダメでした。
ということでおはようございます!@豊後水道!
ちょうどこの週末に大分に台風が訪れ、そのまま「さんふらわあ」の航路である瀬戸内海を横断するというから
「欠航したらどうする」と不安もありましたが、無事動いてよかったですね。
オオーこの週末はいい天気になりそうだ!という朝焼けだが、この週末に太陽が現れることはほとんどなかった。
台風の残り香の雲と四国の山の向こうで赤く燃える太陽。
全日本選手権の激しい戦いを予感させる、胸がうずくような朝日だ!
別府(以下フミフミ)温泉といえば皆さんご存知のように日本有数の温泉地帯でありますが
この立ち上る蒸気からいかにフミフミが膨大な温泉埋蔵量を誇るか推し量れるものではないかと思います。
スカッと晴れたら後ろに雄大な山並みが見えるんでしょう多分。。
フミフミに上陸すると、まずこの写真の右奥のほうにあるフミフミを代表する温泉地帯、明礬温泉に向かいました。
その明礬温泉の名物がこの湯の花小屋でありましょう。
この一帯は地下30mぐらいですでに温泉脈があり、地面からは常に硫化ガスが噴出しておりまして、
そこに石とか粘土とかをうまい具合にビャーッとしてガッとすると、
それらから滲み出てくる硫化ガスがその過程でなんかいろいろ石とか粘土とかと化学反応をおこして
硫化ナトリウムや硫化鉄となって「地表上に結晶となって伸びてくる」、これがいわゆる湯の花でございます。
小屋の内部はこんな感じになっております。
じゅうたんみたいになってるのが湯の花でござんす。1日1mmぐらい伸びるという。
小屋の中は強い硫黄の香りと木や藁の香りが混ざって独特の臭気を帯びています。
この地方では江戸時代より湯の花製造が始まり、「入浴剤」ではなく「薬用」として湯の花を生産しているのは世界でもここだけなんです。
へえへえへえへえ
その湯の花をお風呂に入れますと明礬温泉と同じ効能がご家庭でお気軽にお楽しみいただけます。。
ガスを抜くためなのか、地面にさされたパイプにはおそらく硫黄であろうかびっしりと黄色い結晶がついている。
そんなところにある明礬温泉です!貸切じゃ〜!
その近くの店でとり天カレーを食べました。
大分名物といえばとり天らしい、どこにでもとり天がある。
ここから出てからツイッターでそこの温泉蒸しプリンがおいしいとの情報をいただきました
そういえば周りの人はみんなプリンを食べていた気がする、有名なのか。。
地獄っぽいので一番最初に出したがこれは3個目に行った「山地獄」だ
そしてフミフミといえば有名なのが「地獄巡り」であろう!
フミフミ(以下別府)はその温泉地帯っぷりからもかわかるとおり地下活動が活発な場所であり
そこら中で温泉だの蒸気だのガスだのが噴出しておるわけで、それを観光地化したのが別府地獄巡りだ。
僕は(どうもこの陳腐さというかダサい感じにはガッカリするであろうう)と思いながら
(いやしかし別府まで来て地獄に行かずに帰ることができようか、いやできぬ)
(巡らぬ地獄はなかろう)
などと思いながら思いきって行ったらたいへんよかった。
実際坊主の頭だ
「別府地獄組合」というそっち系の組合かな?と思わせるものに参加している地獄は八箇所あって、
一箇所あたり400円のところ、共通券を買えば2000円で回れる!という割引サービスをしているのだが
最初に行ったのはその組合に入っていない「坊主地獄」だ。先ほどの八箇所のなかに「鬼石坊主地獄」というものがあるが、それとは違います。
地表から湧き出る熱泥が沸騰し、ぼこぼこいっている様が坊主の頭に似ているというのが名前の由来だ。
周りにうずたかく積もった泥は直系にして5,60センチ、高さ1メートルといったところ、長い年月を経てこうなったものなのだろうか。
このようなものが敷地内に数箇所あり、なんだかゲームで妖しげなダンジョンをさまよっているかのようだ
「500年前にここに寺の本堂があったのだが大地震が起きた時に大爆発があって、寺と住職もろとも地中へ消えた」
などと書いてある横に「ここは平成10年に爆発したところです」とか書いてあって
(結構最近じゃないか。。)
(今爆発しないという保障はあるんか。。)
(今爆発して僕がいなくなっても誰も気付かないのではないか。。独り身は怖い。。結婚したい。。)
と様々な不安にかられる。
岩の下からゴワアアと大きな音を立てながら蒸気が噴出していて「いつでも爆発してやるぜ」感を感じて怖い。。
小銭が変色してるんですけど。。
そして次に訪れたのは海地獄です!
一見南国のトロピカルなビーチを思わせる光景だが、地下から湧き出る青い熱湯の温度は90度ぐらいあるというので泳ぐには熱いんじゃないですか。。
青かったり赤かったりするのは中に含まれる成分による。
この熱湯や蒸気を使ってゆで卵を作ったりとうもろこしを蒸したりしていて、おいしかったです。。
こちらが鬼石坊主地獄です!
先ほどの坊主地獄とはまた違った坊主スタイル。
おっさんが「昔はもっと自然の中でぼこぼこいっていたがずいぶん整備された」と言っていたフーン。
湧き出る泥が作る模様が美しい。
地面の奥から「ゴツゴツゴツ」だの「ゴーーーーッ」だのという音を立てながら熱泥や蒸気が噴出す様はまさに「地球の鼓動」といった感じで
まるで地球という生物の生々しい生命活動を小さな穴から覗き込んでいる
そんな好奇心や畏怖の念を感じられて実におもしろい。
そのセンス!
知らん!
そういう「地獄」に隣接されているのが
「湧き出る自然の熱エネルギーを使うことであったかいところの環境を作ろう」という安易な発想で作られた設備だ。
ただ整然とコンクリートの部屋に並べられたワニ、狭い動物園、
旧世代で時が止まり、現代のエンターテイメントから取り残された昭和臭い雰囲気が、むしろ今を生きるには新鮮だ。
カップルめ!
「昔は泥の中にガスがたまって爆発するので攪拌したりしていたが今はしてない」という血の池地獄。。
じゃあ爆発するんじゃないんか。。
おかしいやろ。。
わあふ間欠泉だ!
いわゆるテレビで見るような「ボガーン!」という間欠泉ではないが、人生初間欠泉で興奮しました。
「ボガーン」と一瞬だけ吹き出るものかと思っていましたが、
「下にホースかなんかがあるんじゃないか」と思うほど数分間ビュービューと噴出し続けていて、まったく原理が理解できない。
「2,3時間ぐらいで終わるかなあ」と思っていた地獄巡りで一日を費やし
妙に心地よい達成感を感じつつ最後の締めは温泉。。
これまで見てきた泥的なモノの中に入れる温泉があるのがこの別府温泉保養ランドだ
混浴!
混浴だとは聞いてないぞフミフミ!
人生初混浴。。
混浴か。。
混浴。。
や
やめとこうかな。。
温泉はというと
透明度がゼロで見えない底にドロドロの泥と沈んだ葉っぱなどが「もしゃもしゃ」と足裏をくすぐり
まあ
「うわあ」というか
そんなに気持ちのいいものではなかったです。。
混浴で体力を消費したミユキさん
夜はステーキを焼く鉄板を前にして、とり天定食をいただきました。
この日は24時間営業の健康ランドに泊まりました。
なぜかレースというと健康ランドの宿泊がセットになってきている感のあるミユキ。。
コンセントがあればいい!
健康ランドのレストランで風呂上りにちょっと食べようと思ったら
こんなに大量のとり天が来るとは!
これが大分!
温泉ショボーンと温泉饅頭さんを血の池地獄で買いました。
あれっ
レースの話一切無しだと!
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