2014 ツアーオブジャパン 第1ステージ 堺
2014年05月19日月曜日 | カテゴリー:写真等
関西以外の人は意外と知らないあべのハルカス
はい
ということで
いよいよ開幕!ツアー・オブ・ジャパン2014!
に行ってきました。
日本にも国際的なステージレースはいくつかあれど、やはり最高峰のものとなると、このツアーオブジャパン、非公式な場ではTOJと呼んでもよい、大阪から東京までの6ステージとなるのではないでしょうか。
JR大阪駅から30分程度の百舌鳥(MOZU)駅の「改札を出たらそこがコース」という日本屈指の交通アクセスを誇るのがこのツアーオブジャパン第1ステージ、通称堺ステージだ。堺ステージがここで行われるようになってはや数年、今年はなんとコンビニができました。コンビニですよ。
コース脇にコンビニがあるコースというと、日本では5本の指ぐらいには入るのではないか。
踏切が開かないというトラブルが起きていたらしく、レース直前にごらんの渋滞、警察の方がてんやわんやで誘導しておられました、おつかれさまです。。
スタート直前、アップと下見がてらコースを回るポッツアートさんとヴィーニファンティーニニッポのみなさん。ピースをなさってますね。
そうなんですね、このツアーオブジャパンはUCIレースカテゴリー1ということで、グランツールでよく見るプロツアーが参加できるようになったんです昨年から。
なのでランプレが、ランプレのポッツアートさんが出るんですねえ、
コースを走りながら観客を煽るクラークマシューさん。
この人は国際クリテリウムのゴール後も観客にちゃらけていたから要注意だ。36番。
いよいよ国際クリテリウムのスタートがせまる、背景に見えるのは準備が整い次第すぐにスタートラインに並びたい感を出すシマノレーシングのみなさん。
ここ堺はシマノの本拠地、一発かますことができるか!
はい
そうです、この「国際クリテリウム」はツアーオブジャパンのステージには組み込まれていませんが、ここでレースが行なわれるようになった初年度から行なわれておる必見レースです。
ロードレースの縮尺版であるところのクリテリウム、集団が何度も目の前を通って、集団スプリントが見れる!という意味では、正直この後の「ツアーオブジャパン第1ステージ個人タイムトライアル」より見る価値はあるんじゃないですかと思いますわ。。
新緑がきれいなスタート前。。
アアー
この公道が静まり返る感じがいいですね、
見てください信号が真っ黒ですよ。
観客の数はというと
ざっと見た個人的な印象なんですけど
去年よりは
少ない
気がする。。
スタートゥン
オッ
ファーストアタックを決めたのはポッツアートさんやん、カッコイー!
そしてそれに続くのがシマノの木村圭佑選手、日本代表の内野直也選手でよろしいですか、
日本の若い世代がポッツアートに続くの図!
「ナハハいきますなあ若いっていいなあ」といった感じの集団先頭
電車と集団
もう3秒電車が早く来てくれていたらかっこよかっただろう!
はい
スタート2,3周目、
細かいアタックが続く中で「もうええがな」とランプレとヴィーニファンティーニが完全にコントロールをアピール、しかしアタックはチラチラと続いた。
このツアーオブジャパン、日本勢で上位に食い込む筆頭であろうアイサン西谷選手とブリヂストン清水選手は「ここでリスクは負わない」と常に集団後方といった感じ、最悪遅れてもツアーオブジャパンの成績に影響はないので。。
成績を出すのは前座レースじゃない、本番だ━━━。
スタートゴール地点からほぼコース反対側、ここにも観客は散らばっている。コーナー周辺が特に好まれるようだ。
コース全体的にパラパラと観客がいるのはまさに市街地戦といったところか、
レースは終盤、中盤から逃げてきた3人の逃げ、黒いジャージのOCBCの選手が「ホニャララホニャララ!!?オーケー!?のう!オーケー??」などと会話を交わすのが高速で目の前をすぎていくという空気感も生観戦の醍醐味のひとつであろう。
後ろにはすでにランプレトレインが近づく。。
デャー
ランプレとヴィーニファンティーニトレインが総力結集して集団のペースを上げる!
日本勢は着いていくだけで精一杯なのか!
まあヴィーニファンティーニも日本チームといえば日本チームなのだが!
走る阿部氏!
ラスト2周!シマノが先頭に出る!やる気だ!やれ!そこだ!
写真はアマチュアレースのときのものです。
残り周回数を観客に知らせてまわるバイク。
周回数を書いた紙をガムテープで貼りなおしていくスタイルだ。
最終ラップは「最終」とか「ラスト」にしたほうがいいのではないか。
ラスト1周!ゴール前約3キロ!
天候は去年とはうってかわって快晴、直射日光がアスファルトと肌を焦がす、そんな感じい
陽炎の向こうにはランプレトレインが見える。来いポッツアート!
集団から脱落した選手
「あんなに後ろからせっつかんでもえええやんなあ遅れてんのに」というおばさまの声
ロードレースを知らない人たちが見に来ている、これだ、こういうことやでえ
ゴールスプリントを待つ。。
きたっ
「ポッツアートだ!」
歓声が起きる。
ランプレでスプリントしてるんだから
「やはりポッツアートだ!!」
「うおーすごいポッツアート、さすがだ」
後ろの人グライペルっぽい
「ちからづくですなポッツアート」
あ
ポッツアートではなかった━━━。
ゼッケン2番、
ニッコロ・ボニファジオ。。誰だよ。。
誰だよって言われる筋合いはないよ。。
チームメイトの勝利を確信して両手を掲げるパリーニ選手。。
タイミング合わず
はい
これが運営の人が見ているゴール判定の写真だ!
左下に拡大図、右に全体図があるようだ
これで撮っているのだろうか!
ヴィーニファンティーニのワイン、その後ろに見えるのはドーピング検査のトラックだ。
メイン会場を囲むようにしてあるチームピット、ここで選手らがアップしたり休憩したりしているぞ。
奥に見える人だかりはチーム右京、片山右京に興奮する人だかりだ。
「なんでや、なんで右京がおるんや、なんでやねん。」
とざわめく人々、これもそこまで自転車レースファンではない層が訪れている象徴といえようか。。
国際クリテリウムの表彰式を待つ人々(右)今中さんの自転車講座を見物する人々(左)
屋台。。
やきとりとやきそばとたこせんとキャベツ焼きとおでんがありました。。
この暑さに。。
おでんは。。売れなかった。。
ビールは250円と良心的なお値段、さすが大阪です。
人力車も会場をウロウロしておりました。
タイムトライアルまでの間、チクチクと携帯をやるランプレのみなさん
さすがポッツアート、刺青だらけやでぇ
こちらもすごい刺青ですね。。
いや
胸毛でした。。
手に持っているのはなにかと見ていたら
「自分の名前を日本語でどう書くのか」というメモと「闘魂」のハチマキが各選手に配られていた。。
さすがはランプレプロツアーチーム、全車電動コンポだ、多分。。ステムの下についてるのって電動コンポのやつですよね。。そうだと思うんですけど。。
スプリンタースイッチも見えますね、下ハンを持ったときに親指でギアを変えられるって言うやつ。。これスプリンタースイッチですよね。。写真でしか見たことがないんで自信持てないんですけど。。
ちなみにスプリンタースイッチも全車装備のランプレだ。
プロツアーチームだと全車に「最低限の最高の装備」をつけていると思うんですけど、このツアーオブジャパンに出ているチームはそういうチームばかりではない。
ラファコンドールの場合は電動なのは33番のバイクだけ、これはしかしただの好みの問題かもしれません、
バーテープの上からFSAのロゴを貼るヴィーニファンティーニ、これはこういうもんなんでしょうか、どうかな〜。。多分違うんじゃないですか。。チームとしてスポンサーロゴを貼っているに違いない
全然見ないメーカーのものがよく来るというのもツアーオブジャパンであろうか
ちなみにこのアヴァンティチームは全車電動コンポにスプリンタースイッチ装備であった
はい
みんなが見たかった!各チームはICタグ(順位とかタイムを計測するための機械)をどうつけているのか!!??つける場所はフロントフォークと決まっているものの、ビニールテープの巻き方に各チーム違いが見られたぞ。
上の写真はラファコンドール、ビニールテープで全体をぐるぐる巻くスタイルだ。空力的に見れば突起を覆い隠すこちらのほうがいいのではないかと思いますが(もっとぐるぐる巻きにしてもいいぐらいだ)
こちらはランプレ、上半分を覆うスタイルだ。そのICタグが示すバイクのゼッケン番号が見える。これは個人的な意見であるが、それは見えるようにしておいたほうがいいのではないか。
こちらはシマノ、ビニールテープなど無駄なものを一切排除したスタイルだ。シマノスズカなど一般ホビーレーサーたちの間でもトレンドとなっているスタイルだ。普通の人はビニールテープで巻いたりしないとも言う。
チーム右京、こちらもビニールテープを使わないスタイルだ。
スペアと書いてあるのはスペアバイクだからだろう。
そのICタグを作っているマトリックスのチームだ。
全体を覆うわけではない巻き方、タイラップがだらしなくはみ出ている形、これがマトリックス推奨のスタイルであると思われ、各チームはこれに追随していくかもしれない。
待ってください!?
白いです!
白いテープです。。!!
チーム右京は取り付け位置も上のほうだ。これはおそらく空力的な理由があるに違いない、推測するにホイール外縁付近は回転するスポークによる乱流が最も大きいところである気がするし、どうせ乱流が起きるならコレもそこらへんに置いちゃえ、という単純かつ決定的な手段、さすが元F1ドライバーを監督に据えるチームだ、うむ、そうに違いない。
写真撮影やサインに応じるポッツアートさん
国際クリテリウムが終わってタイムトライアルまで、コースではアマチュアレースが行なわれたりしていて飽きません。
そんな中、タイムトライアルに向けてのアップが始まる。。
バイク検査の指標、左下、center of bottom bracket がいわゆるペダルがついとるギアの中心、そこを基準にしていろいろ決まってるんですねえ。
バイク検査を通らないとスタートできない。
スタート台
スタート付近に片山右京さんが来ていてちみっこが食べる焼きそばに「おいしそうだなあ」と言ったら右京さんに焼きそばを差し出すちみっこ
横山航太選手のスタート10分前ぐらいの心拍数
その横山選手
このブログでも主にシクロクロスなどで時々出てきては好成績を残すことで御存知の方もおられるでしょう、今年からシマノレーシング入り、世界を転戦しつつ目指せシャンゼリゼ状態、まだ19とかですか、がんばってください、シマノには他にも木村圭介選手というやはり若いのが入りましたからご期待ください。
その木村選手と電車
コース上からあわてて歩道に入ってきたコンティさん。こんなところでDNFだろうか!と思ったらスタート順はもっと後の選手だ、なぜこの時間にこんなとこにいたのか、謎は深まるばかりである。。
ニュージーランドタイムトライアルチャンピオンらしいテイラー・ガンマン選手
日本人では1位となったアイサン西谷選手、しかし目指すのは日本人で1位ではない、今年のツアーオブジャパン、どこまでかませるか━━━。
先ほどのコンティさんは無事スタートなさいました。
手足が長い、
いや
長いというよりは、細い、細すぎる、だいじょうぶか?と思うぐらいの細さだ。
ヒュー・カーシー。名前もなんか細いぞ、しかし細い、山岳が早そうだが、しかし細くて長い、特に腕の細さ、
御堂筋くん(弱虫ペダル)なのではないか、
あ
やっぱり御堂筋くんだわ
1位になったウィリアム・クラーク選手
がっしりとバイクをつかんでいるといった印象を受けるポッツアートさん、3位。。
1位になったクラークさんのゼッケンの留め方、ばたつきをおさえて空気抵抗を軽減しようという配慮が見られる!
ゴール後係の人があわててたすきをかけるから何かと思ったら
自転車マナー啓蒙運動のたすき
なぜ
(ふう俺はあのダサいたすきをかけられずにすんだぜ)とゴール後のポッツアートさん
かけられたわ。。
今日の早く帰ろうとしたで賞はタブリーズさんです!
しかし車を出そうとすると止められた。
帰る気マンマンだけど、まだだめなのかしら、選手はもういいんじゃない?いやーいいのかなあ、お前行ったら俺も行くよ、といった感じのHKSIのみなさん。
キャベツ焼きが100円になっていたので頂きました。。
食べてる間に帰られましたわ。。すいません(誰もそんな瞬間求めてないです。。)
表彰式に集まったみなさん、晴れてよかったですね。。
まだあどけない表情が印象的と思ったら同い年でしたわ。。
学年は一個下?になるんですけどね。。
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