街並み
2014年09月29日月曜日 | カテゴリー:絵
後ろの街並みはル・マン24時間のスタートから2,3時間描き続けたものです。
考えますと、「単調であるように見えて、ときどき波がおとづれて、そうかそうかとまた単調な流れに戻るかのような」24時間走り続けるモータースポーツ「ルマン」というのは、まさに「絵を描く」ということなのかもしれません、モータースポーツと絵のマリアージュ、ルマンを走る各マシンのエキゾーストノートと、JSPORTSの解説陣の適当で無責任な
軽やかでいて的確な解説をBGMに、チマチマと絵を描く初夏の夜更け、なかなかオツなものでした。
みなさんもぜひ機会があればルマンを見ながら絵を描いてみてはいかがでしょうか。
はい
そうです
ルマンなんてそうそうあるものではありません。
この絵は6月に描いたものですが、10月に入ってやっとアップの機会を得ました、皆さんからすると知らんがな、あんたはんがいつ絵を描いたとか知らんがな、という話ですが、この4ヶ月の間に私の人生にはいろいろなことがありました。
そのうちのひとつが「旅を劇的に替える25の技」という記事を読んだことです。
充電ケーブルやイヤホンはめがねケースに入れておこうというまったく意味不明なことから(そもそもめがねケースにはめがねを入れるべきです。100均で何かいい入れ物があるはずです)、かみそりはクリップで保護しておこうという意味不明なものや(そもそもかみそりには刃を保護するカバーがついているのではないか)シャワーキャップで靴を包むなど意味不明なものもあり(日本にはスーパーの袋などがありますし、靴は履いていけばいいのです)、ほぼ全てに同意も共感もありませんでしたが、(そこいくと自分的に旅を劇的に変えたものって何かなあ)と考えてみました。
1、空気枕とアイマスクとマスクがあれば夜行バスでの勝率が上がる。
夜行バスに乗っていると気づくのが、意外と「何もつけずに寝ようとしている」人が多いことです。それは非常に危険です。カーテンをしているとはいえ、高速や室内灯のわずかな明かりでさえ、厳しい夜行バスとの戦いにおいては不利に働きます。マスクは喉の乾燥を防ぐ意味もありますが、空気の通りを妨げることで血中酸素量を減らし、眠気を誘う効果もありそうな気がする、というポジティーボ効果も期待できます(信じることが大事です)
2、耳栓はMOLDEX 再利用可耳栓 コード付き 6405 Rockets パープル 1ペア がいい
これの何がいいって、ふたつがつながっていて首にかけられるというところです。明かりが少ない上に狭くて自由度が低い夜行バス内で耳栓を落としてしまったら、もう二度とそれを発見することはできないと見てよく、そこで敗北が決まってしまうという可能性があります。しかしこれなら一方が外れても、もう一方がついていれば原状復帰できますし、サービスエリアなどに下りる際も首にかけるなどして非常にスタイリッシュです。これを暗くて狭い夜行バス内でもわかりやすいように明るくて大きめの入れ物(これを落として見失ってしまっては元も子もないですから目立って手につかみやすいものを選びます)に入れておきます。上記のアイマスクなどもひとつの入れ物に入れておいて、夜行バスセットとしてかばんから取り出しやすくしておけば、精神状態を平穏に保ったままでアプローチに入ることができます。
3、夜行バスに乗る前にお酒などは頂かない。
「寝るために酒をひっかける」という考えは誰しもが思いつくことですが、それはあまり効果的ではないかもしれません。お酒を飲むことでトイレが近くなり非常につらい思いをする可能性もありますし、お酒というものは飲んだ直後は眠くなりますが、時間が経ってアルコールを分解する時間になると脳は覚醒し睡眠は浅くなってしまうそうです(1回目の休憩頃という厳しい時間帯に脳が覚醒しては危険です)。
4、充電ケーブルはすぐに取り出せるようにしておく
その夜行バスにはコンセントがあるかもしれません!あればすぐに充電したいところです。「充電している」という行為は精神にいい影響をもたらし、眠りへのアプローチとして非常に有利です。そう考えると「充電ケーブルやイヤホンをめがねケースに入れる」ことがどれだけばかげているかわかるでしょう。バン!と空けた瞬間にそれらがこぼれ落ちて夜行バスの闇の中へ消えてしまうかもしれませんし、充電ケーブルとイヤホンというまったく関連性のないものを同じ場所に入れた自分を呪いながら、あなたの目は爛々としたまま海老名SAの白んだ空を見ることになるでしょう。
5、家で使ってる身体を洗うやつを持っていく
実際に使っているものか同じものを持っていきましょう。ホテルや銭湯などでも、使い慣れたもので身体を洗うとリフレッシュ度合いが全然違います。
旅行はやっぱり「賢く」ね!どうぞお試しあれ。