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ムスメミユキ
  • 15-16 関西シクロクロス マイアミ C1

  • 2015年10月28日水曜日 | カテゴリー:写真等

    マイアミは冬です。

    あけましておめでとうございます

    はい
    シクロクロスを好む人、シクロクロッサ〜は、シクロクロスのシーズンがはじまるちょうど今時分ぐらいに、ちょけて(シーズンが)あけましておめでとうございますなどと申すわけですが、僕のシクロクロスシーズンも先日行なわれました

    関西シクロクロス第1戦マイアミランド

    で開幕を迎えました。琵琶湖の湖畔にあるマイアミランド━━━。
    例年その軽快な名称と実際の光景に疑問が呈されるこの地、今年は例年以上にその名称とのギャップが浮き彫りになりました。



    暴風。。
    「風が強い」レベルではなく、「暴風」。。ジャパンカップの古賀志に行かれた方ならわかるでしょうが、今年のヘリの風、あれが常に吹きすさんでいる、それぐらいの暴風な!
    滋賀県民でもめったに見ない琵琶湖の荒れようと寒さに「マイアミというか、琵琶湖というか、日本海」と訪れた人々は口々につぶやく。北陸シクロクロスへようこそ━━━。



    そこにマイアミ感は皆無
    何人かの脳裏には演歌が流れ続けたという。


    ちょっとちょっと、そもそもシクロクロスって何?
    これがシクロクロスだ!
    ぱっと見の外見はロードレーサーで、使われる機材もほとんど一緒と言っていいが、ちょっと違うぞ。
    まず違うのはタイヤだ。荒地を走り易いようにブロックがついているタイヤで、ロードレーサーより太くてやわらかめ。ブロックの形状もコースによって替えたりするぞ。
    ブレーキもロードレーサーのようなブレーキではなく、カンチブレーキというタイプのブレーキだ、シンプルなつくりとタイヤとの大きなクリアランスをで泥が詰まったりするのを防ぐ(シクロクロスは泥を走ったりする)。一昨年ぐらいからディスクブレーキが登場し、これからのトレンドとなるだろう。。
    あとはペダルも「はめやすくて外しやすい」タイプのものが使われている。シューズの方もクリートが靴底内に収まっているタイプで、バイクから降りて走りやすいというあんばいだ(バイクから降りて走ることもある)



    このマイアミはけっこう特殊な方ですけどね。。
    草原や土手、砂利、畑の中を自転車で走ったりする競技、それがシクロクロスだ。
    下位カテゴリーならマウンテンバイクでも出れるからやってみてはどうか(最後尾スタートとかになる)



    今年のマイアミは例年と違ってここからのスタート。松林(マイアミなのに)の影と横から吹きつける暴風のおかげで体感気温はかなり低い。。



    いよいよトップカテゴリーであるところのC1が始まる。
    シクロクロスは年齢性別、レベルによって細かくカテゴリー分けがされており、初めての方もそこそこ出やすいですね。「ジュニアカテゴリー」というのがあるがこれは「超速いジュニア」のカテゴリーなので、普通のジュニアはC4とかから始めよう。



    シクロクロスのタイヤの空気は普通2barぐらいだが、砂地では低いほうが走りやすいということで低め、人によっては1bar以下の選手もいるという。もはやパンク状態だ。



    スタートゥン



    ホール☆ショットを決めたのは小坂光選手、宇都宮で看板とか上りを見た人もいるかもしれない、



    宇都宮で輝くシクロクロスサラブレッド小坂光だ。父がすごいシクロクロッサ〜なんだ。



    走れ走れ。。
    いつもはメイン会場となっていた「メイン砂浜」があるヤシの木ゾーン
    残念なことにここでは会場実況の音が聞こえない。暴風にかき消されているのかもしれない。
    まるで使い古されたほうきのようにヤシの木がひん曲がっている。
    朝から続く風は昼を過ぎても止みません。木の風下側が避難スポットだ。そこが日向だとなおいい。。



    ファースト・メイン砂浜だ。
    前田公平選手の後ろに小坂選手が続き、門田、濱〜と続く
    シクロクロスはロードレースと違って個人戦、したがって個人の力量がそのまま順位に反映されやすい。そこいくと「1周目の順位でそのままゴール」なんてことはよくある。シクロクロス教本には「スタートはゴールスプリントのように」とも謳われる、それぐらい1周目は大事なのだ!
    しかし今日のレースは違いました。



    メイン砂浜を越え芝生をクネクネした後また砂浜に戻ってくる区間。



    「砂の上を自転車に乗って走れないへたくそ」の図ではない。
    降りて走ったほうが速いから降るんですな、「ここは乗るのか」「乗れるけど降りるべきか」「降りたほうが速いかもしれんけど後の流れ的に乗るべきか」━━━選手にとって戦略の違いがみられるのもシクロクロスのおもしろいところだ。



    担いで走る際の持ち方は先の二人の持ち方が一般的だが(それでも微妙に違うが)、
    中原義貴選手のこの独特の持ち方はよしたかつぎといわれる珍しいスタイルだ。



    小坂ガガガ



    2周目、後続を引き離して単独1位になった小坂選手。
    な!
    シクロクロスってそういうとこあるねん、もう多分このままゴールやで。



    知らない人から見たら珍妙な光景、「自転車競技なのにコースを遮る板を飛び越える」の図。いわゆるシケインといわれる区間だが、シクロクロスにおいてはここは重要なセクションだ。うまい人と下手な人ではここだけで5秒ぐらい差が出るかもしれない、8周して8回通ったらここだけで40秒だ。ワールドカップのトップクラスの選手だとほとんどスピードを落とさす越えていくか、むしろ加速してるんじゃないかと錯覚するぐらいのスピードでこういう板を越えていく。



    とかいうてたら小坂選手の後ろにシクロクロス自衛官、濱選手と、トップから脱落したかと思われた前田選手がせまりトップ集団を形成する。ムムッ!



    濱〜がトップに出たかと思えば



    周回遅れをはさみながら小坂選手が出たかと思えば、後ろがまた追いついたりと
    「アツいな、これはアツいな、風は寒いけどこれはアツいな」と観客の鼻息も荒ぶる。



    緊迫したトップ争いだとこの周回遅れのパスの仕方が妙だ、
    うまく広い場所でパスできればいいが、砂浜などラインが一本しかないところではどうするのか。。周回遅れ側は気付いて譲ってくれたり気付いてくれない人もいたりする。



    いつもお酒を飲みながら会場にいるおじさんは
    「ええなー、公平はよくなったなあ〜〜〜楽しみやなあ〜〜〜」と上機嫌だ。



    トップ争いはこの2人に絞られたか。最終周回に入っていくところでは先頭に出る前田選手。



    最後のメイン砂浜、ムムッ前田選手が小坂選手との差を広げる。決まったのか!
    最終周回までもつれたトップ争い、



    琵琶湖も荒ぶる!
    そして最終周回、ゴールへ向かってきた二人は



    アアー小坂選手が前だ!小坂選手が前田!
    しかしこの差、ゴール前は100mぐらいの直線だ。クゥー!踏めるか前田、耐えるか小坂!



    クゥー行けない、わかっちゃいるけどもう行けない、
    全力対全力、もうこれ以上踏めない、
    ゼッケンがちょうど倍だ。



    小さく確かめるようにガッツポーズをした小坂、その最中も後ろを気にさせるぐらいのプレッシャーを与え続けた前田━━━。
    いつもお酒を飲みながら会場にいるおじさんは
    「しかしええなー、公平はよくなったなあ〜〜〜楽しみやなあ〜〜〜」と繰り返す。

    CM1CL1が始まる
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