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ムスメミユキ
  • 変な服で生け花をする女性

  • 2016年07月18日月曜日 | カテゴリー:

     

    結構前の話になるんですけど。。

    フルの距離を走りました。マラソンのフルの距離、いわゆる42キロ(今回走ったのは43キロちょい)

    去年の6月よりランニングを始めたミユキさん、妙に走るのが楽しくなってきて、ランニングシューズを買ったり、10キロ走って達成感に満たされたりしているうちに、気がついたらハーフマラソンの大会に出たりして、ハーフぐらいなら余裕で走れるぐらいになったりしていたという。

    寝屋川ね!寝屋川ハーフマラソンがえげついです。。

     

    それこそ走り始めの頃には「100m走っては歩く」ぐらいだったことを考えると、ウーム人間進化するものだ、たいしたもんだ、と自画自賛の毎日です。

    したら、(フルの距離走ったらどうなるんじゃろう)というのは常々気になっていて、やはりランナーにとって「フルマラソン」というのは憧れです!

    「フルはハーフの5,6倍きつい」とはフルマラソン経験者の言葉。

    なんじゃそれ、距離は2倍なのに、計算合わん。。なんなんじゃそれ、実に興味深い。。

    なにより皆さんが口々に言うのは「30キロの壁」です。「30キロあたりで急激に訪れる疲労、身体の異常」の現象のことをいいます。なにそれおもしろそう。。やってみよう。。

     

    そして僕も今回、見事にこの「30キロの壁」にやられました。

    この30キロの壁に備えて慎重にペースを押さえて走って、うまく進んでいたハーフの距離過ぎ、実際ハーフのタイムは自己ベストに近かったのですから、調子はよかったのですが、っていうか、今考えたら、ハーフで自己ベストに近いということは、それは全然ペースを押さえられてなかったのじゃよ!

    まあ過ぎたことはいいとして

    とにかく好調に距離を伸ばしていったミユキさんであったが、27キロ前後ぐらいで「急に脚に力が入らなくなった」のであった。

    急に「へなあ」と、脚が棒、はたまたこんにゃく、感じたことのない「力を失われる」感覚に襲われたのです。

    いくらか歩き、走り出そうとしたら、10歩やそこらでまた「へなあ」となる。その感覚は「キーをまわしてもプススン、プススンとエンジンがかからない車」を連想させました。意識や体力はまだしっかりしてるのに、ただただ走れない。

    ハハーンこれはいわゆる「筋肉のエネルギー切れ」だな!そうかそうか、と力なく歩きながら、一人ウヒヒと笑うミユキさん。

    前日から「カーボローディング(レース前に炭水化物を食べまくってエネルギーを蓄える行為。なんかプロっぽい)だワーイ」とごはんを多めに食べていたつもりですが、後から話を聞くと、フルを走る前のカーボローディングは「三日前から三食どんぶり一杯のごはん(と普通のおかず)を食べんさい」ぐらいのものらしい。フーン。。失敗したな。。

    そうして後半10キロは自販機が見えるたびに「何かすごい甘いもの」カフェオレとか紅茶花伝とかを飲むという、きわめて不健康的な動きをしていましたから、いかに身体がエネルギー、カロリーを求めていたかということなんでしょうか。。

     

    「もうやめようか、引き返すそうか」と何度も思うも、「ここまで来たんだから」と走りきったフルの距離、歩道の見知らぬおばあさんに応援されながら、初めてのタイムは4時間半。後半あそこまでメタメタになったことを思えばいいタイムともいえますが、「4時間切れるかも、サブフォーかも」と思っていた自分としては残念な部分もあり。

    しかし一番強いのは初めてフルの距離をあきらめずに走りきったという達成感。やればできる!この気持ちでよりよい職を探していこう。

     

    京都マラソンの受付は7月20日からです━━━。

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