2016 ジャパンカップ 女子オープン
午前3時ごろにバッテリーが切れたノイズキャンセル機能のついたイヤフォン
はいっ
ということで
25周年!ジャパンカップ2016!
に行ってきました。
今年も京都から夜行バス「とちの木号」10時間の旅で来ました。去年は惨敗に終わった「とちの木号」でしたが、
今年の僕は違いますっ
ノイズをキャンセルするイヤホンを持っているのです!
このノイズをキャンセルするイヤホンをなめてはいけない。かなりノイズをキャンセルするから、夜行バスで寝るためにはかなり有効な道具だと言えます。
言えますが
いけるはずだったんですが
今年もダメだった。。返り討ちにあった。。強いわとちの木号。。
座って10分ぐらいでお尻が痛くなり始めたもの、絶妙に人体工学に基づいていない設計の座席、どこにポジションをとっても溜まるストレスな、いくら静かでも身体が痛いんじゃあ寝れません、
そしてとどめに一番気だるい時間帯にイヤホンのバッテリーも切れるし。。
(あ こんなにうるさいんだやっぱり、すごいなあノイズキャンセル機能は。。)
とカッと見開かれる目です。
※とちの木号の会社の方すいません。あくまで個人の感想であり、寝れ具合には個人差があります。
午前7時
そんなやさぐれた気持ちを高揚させてくれる宇都宮の非日常━━━。
走るんだここを集団が。。
PARCOもジャパンカップセールをするもの。貴金属店にも「ジャパンカップセール」の文字が躍るんですよ!
ジャパンカップ宇都宮、日本で最も大きい自転車レースの4日間だ。
午前9時
総合射撃場に車をとめて会場へ向かう。
土曜日でも結構埋まっていた総合射撃場の駐車場、日曜日には朝7時ごろには満車となっていたという━━━。
午前9時半
フリーランから選手らが帰ってくる。
股間に刺激を与えるフィニーさん
フリーラン後すぐにサイン会を行なうトレックさん。
やはりベップ、去年の勝者モレマ、
そしてこのジャパンカップ(のクリテリウム)を引退レースとするカンチェラーラがいるので人気はダントツだ。
チラ見されるだけのブリヂストンの皆さん(奥に日本チャンピオンジャージが見える)
日本一ながいフランクフルトをいただきました。。
長いけど細いね。。
トイレの裏に乱雑に置かれた弱虫ペダルのみなさん。誰と誰が向かい合っているのか━━━。
はいっ
男女オープンレースが始まります。土曜日の古賀志ではアマチュア〜ハイアマチュアのレースが行なわれるんですね、
これからの期待の新星などがおるいうて、一部のコアな国内レースシーン好きの間ではクリテリウムより興味ある言う人もいるぐらいで、
ジャパンカップが終わればもうシクロクロスシーズンインですから(世間的にはもうしているが)こういう構図とか気になり始めます。
そんな男子から時差スタートで女子オープンレースです。
唯一の女子カテゴリーですから、仮にこれを女子ジャパンカップとします、確かに女子のトップレベルの選手が2,3人かけていますが、この人数のスタートですから、たいしたものです(なにが)
スタートゥ
2周目です。すでに先頭集団はこの人数、3周で行なわれるこのレース、勝者はこの中から生まれるでしょう!
来シーズンからはオランダのチームに移籍する坂口選手を先頭に
山大好き金子選手、
その後ろに去年の勝者、梶原選手が虎視眈々と前をうかがう。
「このまま行けば梶原じゃろう」と周囲。。
そしてシャッターが閉じたまま動かなくなるカメラ。。
ンッ
カメラを見るミユキさん、エラー表示、電池を抜いて入れなおしたりしてもダメ、
シャッターボタンを押したら「カシャ、ビビビ。。」と今まで聞いたことがない音がする。
ンッ
これは
これは
アノー
これは壊れたかな、
今〜!
今壊れるか〜なにも今日壊れなくても…これからなのに…これからのために持ってきたのに…
しかし戸惑っている暇はない。レースは今も進行しているのだ。古賀志にカメラを叩きつけようよいう衝動を抑えながらも「もう一台は生きている、カメラ1台体勢で機動力が上がってうれしいなあポジティブポジティブ…ドゥフフ」と現状を受け入れるしかないのだ。
ラスト周回、先ほどの先頭集団のままだ。女子の先頭集団がこんなに人数がいるのは初めて見たかもしれない。
トラックで鍛えたスプリント力を持っているのは金子選手の脇の辺りから見える梶原選手、彼女も登りが強くなったのかもしれない、梶原に勝つなら彼女を置いていくブレイクが必要であろう、
いまいち決定力がないままフィニッシュラインへ━━━。
で
フィニッシュ地点に着くと
「次の周回で集団に復帰してもらいます、時間差は付きますが完走扱いになります」
と説明を受ける女子の皆さん。
(復帰するって次来たらゴールじゃないんか。。)
戸惑いの声が聞かれる。
周回数もわかっていない運営、カーッです。
伝え聞くに、一定のタイム差がついたら行なわれる、いわゆる「足きり(レース除外)」がうまくいかず、切られなくていい人が切られた様子だ。
実際古賀志でも「○○番タイムアウトです降りてください」と言われる選手多数。
(ええもう切られるのか 例年になく早いのう)
と僕でも不思議に思うレベル、
「違う違う!降りるな、まだ足きりじゃないよ!」
と沿道で応援する関係者たちが叫ぶ声も聞かれたりして
(これは混乱しておるのう。)
これがタイム計測のパソコンだ!(写真はスタート時のものです)
フィンッシュラインを選手が通ると更新されていく。
おそらくスタート前にラインを横切ったのだろうか、すでに3周していることになっている人もいる。
さあ
女子フィニッシュ!
残り200m、やはり前に出たのは梶原選手、ロングスプリントで勝負だ。
フンガ
フンガ
フンガー
はい
バイクから降りれば温厚な表情の梶原選手。
ジャパンカップ2連覇、まだ19歳。見据えるのは世界か、東京オリンピックか、
13時40分
クリテリウムスタートフィニッシュ地点の歩道は歩くのもままならないぐらいの人出
PARCO のあのガラスの向こうには各階に観戦者が並ぶ。シートを広げてみている人もいる観戦スポットだ。。。
窓は汚れているが見晴らしはいい。
PARCO ではジャパンカップ出場チームにちなんだネイルアートをしてくれるサービスもあったりしてお祭気分を盛り上げる。
今年は大通りをはさんで二荒山神社の参道的な道が出店どおりになっていて、やはりここもお祭感あっていいですよ。
14時10分
今年はコースが横に伸びたおかげか、スタートフィニッシュ地点でなければ早い時間から来なくても結構見える。
いくつも見えるのは今日だけ配られたトレックふうせんカンチェラーラバージョンだ。
賑わいを見せるオリオン通り。
オリオン通りがこんなに活気あふれるのはジャパンカップのときぐらいだ。
イヤ見たことはないが多分そうだと思う。
「乗る必要あるんですか。」
「乗ってみないとわからないこともあるでしょお。」
「乗りたいだけでしょう!」
「ウヒヒこのジャパンカップ初の表彰台ウヒヒ。」