オレンジ色の髪の女性
先日映画をたくさん観ましたというお話をさせていただきましたが
ところで結局YOUのおすすめはなんなのさというお話をいくつかいただきましたので
ぱっと思いつくおすすめだったやつ
〇イエスマン
何事にも消極的だった男が自分の人生を打開するためにすべてに「イエス」ということにしたら…。
全然興味がないサークルの誘いにもイエス
深夜、寝入った時にクラブでの遊びの誘いにもイエス
飛行機の免許講習にもイエス。。
家にこもるだけだった彼に、イエスの先にいろいろな出会いがあって…。
多少無理がある展開にも、ご存知ジムキャリーさんの軽快さと躍動感で、妙な説得力をもってワクワクしながら進んでいきます。
ちょうど深く沈み込んでいたミユキさんをポジティブにしてくれた作品ですね。
落ち込んだ時に見がちなのはお笑い番組ですが、お笑い番組というのは一気に強烈に笑えますが、
それゆえに副作用として喪失感や虚無感があります。
そこ行くと「楽しい映画」というのはちょっとづつ上がって、ちょっと下がったりして、最終的には上がったりして、「楽しい映画」というのは落ち込んでいるときに観るにはいいものですね、こんないいものがあったとは。。ありがとうございます。
〇人生スイッチ
ちょうど深く沈み込み、闇の世界に一歩足を踏み入れようとしていたミユキさんに
「そういうことしてたら逆に自分が死んだりするんだからやめときな」
とシャツの裾を引っ張ってくれた作品です。
この映画がなかったら今の自分はないかもしれない。
逆に言えば、「この時の自分」以外が観ても価値はないかもしれない(それは言いすぎ)
許さないことで自分が苦しむなら、許したほうが楽ですし、自分のためです。
それは例えば「追い越し車線で前の車が遅い」というぐらい小さなことから、もっと大きなことまで。
〇エクスマキナ
「人類と人工知能の未来」には漠然とした闇が頭をもたげている━━━。
それは誰しもが多かれ少なかれ感じていて、例えばマトリックスのように、多くの作品が描いてきた「親しみやすい題材」ですが、この作品はそれを派手な展開もなく、静かに、さりげなく、しかし確実な存在感を感じさせてくる。
「人類と人工知能の未来」にある陰鬱な不安感を、音楽や映像でソリッドでエッヂィに感じさせてくる、静かで整理されたお化け屋敷、といえばしっくりくるかもしれない。
あと出てくる女性がものすごい魅力的です。
〇タイピスト!
主人公の女性や衣装がとってもキュートです。
可もなく不可もない話で、すっきりできます。
〇私を見つけるための1600キロ
セックス中毒の女性が自分を見つめなおすために1600キロ歩く旅に出ます。
その途中でいろいろな人々に出会い、助けられ…という話ですが、その途中で出会った男性旅行者(同じ道を歩いている)と主人公との会話が妙に印象に残っています。
男性旅行者は言います:
「これまで何人もの人から君を助けたっていう話を聞いたよ!(女の)君はいいよな、(男の)僕のことなんて誰も助けてくれなかった」
しかし女性の主人公視点では夜道を恐れたり、物音におびえたり(それは野生の獣であったり、「男性」に対するものであろう)する描写が何度もあり、
(フム)
と考えるミユキさんでしたが…!?
〇英国王のスピーチ
吃音(どもり)に悩まされるイギリス国王ジョージ6世とそれを治そうとする医者の友情の物語。
国王ですから国民の前でかっこいいスピーチができないのは1930年代(ちょうど大きいマイクとかラジオとかで国民に向けたスピーチ。。扇動活動を行うことが流行っていた。。それがうまかったのがヒトラーだといわれる。。)かっこ悪いっていうことで、本人も周りもどうにかしたい、と思ってはいるものの。
ジョージ6世はいいおっさん(しかも国王)なのに、コンプレックスが恥ずかしくって素直になれなかったり、駄々をこねたり、
それをまさに子どもでもあやすかのように(相手は国王なのに)たしなめたりする医者のおっさんのやり取りがおもしろかったり。
話の内容にもかかわらず、クスクスと楽しんで観ていけましたが、そのジョージ6世が初めて「どもる」ことなくできたスピーチが、イギリスの第二次世界大戦への参戦宣言であった。。という終盤。
「この後のイギリス」と「世界」がたどる歴史に思いを巡らし、
(人類は何をやっておるのか)と、オロオロと涙しました。
〇ブルースブラザーズ
最&高。。
これまで何度か勧められてきましたが観る機会なく。
なぜ観なかったのか。。
なぜ観なかったのか。。
〇最強のふたり
重度の障害を持った頑固金持ち老人とアゲアゲなクソヤンキーの話です。
〇セッション
いろんな意味の「ヒィィィーーッ」が入っています。
〇キックアス
敵役にむかつくやつを重ねながら観ましょう。