ボルダリングをする女性
2019年04月17日水曜日 | カテゴリー:絵
はい
最近見た映画です!
プーと大人になった僕
この世界の片隅で
アリータ
ファーストマン
犬神家の一族
バチカンで会いましょう
前までは「よかったかそうでもないか」という気持ちで〇と×をつけていたのですが、
(そもそも人ががんばって作りよったモノに特に何も言及せず「〇」だの「×」とだけつけるとはぶしつけである)
とかねがね思っていたので、つけないことにしました。
嫌いじゃなくて好きで語れよ!ということで、この中でのおすすめというと、「この世界の片隅で」はよかった。
よかったというかねえ、考えさせられるというか、まあ、よかったですねえ、
第二次世界大戦末期の広島を舞台にしたアニメ作品で、ほのぼのとした絵柄と朗らかなキャラたちが広島の「その日」に一日一日近づいていく様子が、丁寧に、やわらかく描かれ、だからこそ強く(なにやってんだ人類)と深く考えさせられる作品でした。
印象的だったシーンは、登場人物の中でも抜群にのほほんとした性格の「すずさん」が「玉音放送」を聞いたときに激怒したところです。すずさんが声を荒げたのはそのシーンだけなのではないか。もちろんそれは「アメリカなんかに負けるな、勝つまで戦争じゃ」という怒りではないのでしょう、では、何の怒りなのであろうか。たぶん「戦争のために多くを我慢して、多くを失ったのに、みんながんばったけど負けました、で終わりかよ」という、だからといってどうこうできるわけでもない、やり場のない怒りだったのかもしれない。
もうすぐ平成が終わります。
平成は少なくとも日本がどこかに爆弾を落としたり、日本に爆弾が落ちたりするような戦争が起きることなく、終わることができました。
本当によかったと思います。。
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