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ムスメミユキ
  • 平安装束でボルダリングする女性とむそデミー賞発表

  • 2019年12月16日月曜日 | カテゴリー:

    平安装束でボルダリングする女性

     

    今年僕の中で一番大きな変化はボルダリングを始めたことです。

    もう半年になるでしょうか、だいたい週一でジムに通っていますが、始めた当時は(皆目見当もつかぬ)と思っていた課題も登れるようになっていたり、なかなか成長しているな、と我ながら感心するものです。思えば大人になると(自分が成長したな、うまくなったな)という体験というのはなかなかないものですね。

    その影響でボルダリングを題材にした絵も増えました。

     

    はい

    ということで

     

    2019むそデミー賞の発表です。

     

    去年から妙に映画を観るようになったミユキさん、今年も結構観ました。

    映画というものに優劣をつけるというのはナンセンスだと思うので(それを言っちゃあおしまいよ

    むそデミー賞受賞作品として、おすすめの5本を発表します。

    まず、ノミネート作品です!!!(今年観たやつ

     

    ポリーナ、私を踊る

    5パーセントの奇跡

    ペンギンハイウェイ

    アメリカン・スナイパー

    ウィンド・リバー

    スイスアーミーマン

    シェイプオブウォーター

    グリーンブック

    アリースター誕生

    アンダーワールド

    幸せの絵の具愛を描く人

    エヴァ

    ナチョリブレ

    青いパパイヤの香り

    ライオンキング(超実写)

    博士と彼女のセオリー

    インフェルノ

    メガネ

    かもめ食堂

    クワイエットプレイス

    ルドルフとイッパイアッテナ

    ボブという名の猫

    今夜、ロマンス劇場で

    スタンリーの弁当箱

    ピーターラビット

    尚衣院

    暗黒女子

    ゴーストバスターズ

    メアリーアンドマックス

    マッドマックス怒りのデスロード

    我が家のおバカで愛しいアニキ

    レディ・バード

    プーと大人になった僕

    この世界の片隅で

    アリータ

    ファーストマン

    犬神家の一族

    バチカンで会いましょう

    ハングオーバー

    アンコール

    天使にショパンの歌声を

    アニー

    深夜食堂

    犬ヶ島

    ボビーフィッシャーを探して

    ボヘミアンラプソディー

    帰ってきたヒトラー

    メリーポピンズリターンズ

    ライオン25年目のただいま

    やさしい本泥棒

    熊のアーネストおじさんとクリスティーヌ

    ぼくと魔法の言葉たち

    インターステラー

     

    おすすめの5本は。。

    ボヘミアンラプソディーはなんとなく除外、言うまでもないとして、映画館で3回観たとして、

     

     

    デデデデデデデン

    ドヤーン

     

     

    2019むそデミー賞は。。!!

     

     

    青いパパイヤの香り

    1950年代のベトナムが舞台の映画。

    大きな家に奉公に来た田舎の少女が、大人になっていく。。

    主演の女性がなんとも言えずいい雰囲気です。

    そしてそれらを取り巻く劇中の光、ベトナムのまとわりつくような、においたつような湿気。。

    それらがなんとも言えず妖艶な雰囲気を醸し出し、じっとりとした色気がある、不思議な映画です。

     

    帰ってきたヒトラー

    あのヒトラーが時空のひずみかなんかに落ちて、現代(もちろんドイツ)にタイムスリップしてしまう。

    最初は周りも不謹慎で変な奴だと避けるものの、ヒトラーはそのカリスマ性を発揮し、テレビやSNSで一気に「拡散」していく。周りは「ヤバいネタだけどおもしろい(痛快な)ヤツ」とヒトラーを「コメディアン」として受け入れ始めるが。。?

    「ハアーくだらないなあ」と最初に観客に思わせることが、この脚本と監督の意図であろう。

    「くだらないなあ」とクスクス笑いながら見始めるものの、終わったころには背筋に「ゾクリ」としたものを感じているであろう。。

     

    グリーンブック

    1960年代。まだ黒人差別が激しかったアメリカ。

    天才黒人ピアニストが、特に差別の激しいアメリカ南部でツアーを行うというので、腕っぷしだけが自慢の白人を用心棒として連れていくが。。?

    直接的にも間接的にも黒人差別問題を題材とした映画はいいものが多いです、「大統領の執事の涙」とかもいいですね、そのご多分に漏れずいい話ですが、このグリーンブックは「過激な描写」や「痛々しくて辛い描写」が少ない(ないわけではない)ところがいいですね。にもかかわらず、重く深く根付いている人種差別問題。。象徴としての「虐げられるものが前を向く強さ、葛藤、人間愛」を、紳士な黒人ピアニストと粗野な白人の掛け合いで軽快に、しかしずっしりと見せます。そういうのいいですね、好きですね、腕っぷしだけが自慢のはずの白人が劇中ほとんど暴力で問題を解決しないというのもいいです。

     

    ペンギンハイウェイ

    僕にとっての「お姉さん」は小学校中学年の時に来た教育実習生の人だな〜と昔を思い出しながら見ました。

    あの時分の恋心や、次々に新しいものが現れ、憧れ、そして過ぎていく、駆け抜けていく時間、

    その嬉しさや悲しさ、期待感や虚しさ、そしてそんな時間を大人になって振り返る気持ち━━━

    それらの「なんかモヤッとした気持ち」を「なぜか住宅街に現れるペンギン」を通して、やんわりと、見事に表現していらっしゃると思いました。

    これは先ほど出てきた青いパパイヤの香りにもつながる部分かもしれません。

     

    熊のアーネストおじさんとクリスティーヌ

    「お前ジブリ好きだろ!ルパンとかも好きだろ!」と思わせるフランスのアニメ映画。

    独特のやわらかいタッチで描かれる熊のおじさんとネズミの女の子のやさしい世界観、いいですね、もう超かわいいわけ、吹き替え版もいいですけれど、初めて見るなら字幕版で観ることをお勧めします。クリスティーヌの声がすごくかわいいです。フランス語かかわいいです。

     

    他にも「尚衣院」とかもう画面が超きれいでおすすめですけど、結末がね。。

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